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August 07, 2007

西ノ京

当麻寺から橿原神宮を経由して、近鉄橿原線で西ノ京へ向かいました。この日は土曜日で、急行が西ノ京へ停車します(平日は通過)。朝4時起き、そしてこの前は猛暑の中で当麻寺を参拝してきたので、電車の中では熟睡してしまいました。

薬師寺は西ノ京駅から歩いてすぐのところにあります。薬師寺では本尊の薬師如来が印象に残りました。五木寛之の本では両脇の日光菩薩、月光菩薩に目が向いてしまうと書いてあったので、マニア趣向の私もきっとそれと同じ感想を持つのではないかと自分で自分を予想してみたのですが、それは外れて薬師如来に一番魅力を感じました。日光菩薩と月光菩薩は立像なので並んで立っているとどうしても線が細く見えてしまうのですが、薬師如来はどっしり座っておられて、お顔の表情も人々の不安を取り去ってくれるような穏やかさがあって、ずっとその前にいたくなります。まるで、子供にとっての親のような安心感、存在感でした。

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薬師寺

薬師寺を出ると、そのまま真っ直ぐ5分も歩けば唐招提寺に着きます。畑や田んぼの多い場所でした。ここは私が幼少期を過ごした生駒市からは少し距離が離れるし訪れるのも初めてなのですが、それでも同じ奈良の匂いがして、なんだか故郷に帰ってきたような気になりました。それは長谷寺へ行ったときも、さっきの当麻寺でも同じでしたが、西ノ京はさらに生駒に近いせいかより強くそのような感覚がしました。

唐招提寺の最大の見所は金堂なのですが、あいにく改修工事中で、それが終わるのは平成21年夏頃だそうです。門だけ見て次へ行こうかと悩みましたが、金堂は抜きにしても好きなお寺として唐招提寺を挙げる著名人は多いと聞きますので、やはり中に入ることにして拝観料600円を払いました。

薬師寺は全体的に壮大な印象がありますが、唐招提寺はこじんまりとしていて、とても落ち着く空間でした。唐招提寺は鑑真によって開かれたお寺として有名ですが、境内の北東にその鑑真の墓所である開山御廟があります。境内の隅にあたる静かな場所でした。門の奥には、先に向かって真っ直ぐ道が続いていました。
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一歩中に入ると、鮮やかな緑色をした紅葉の葉の吹き抜けの天井、そしてふわふわに見えるほど生き生きとした緑の苔のじゅうたん、それはまるで自然でできた緑の邸宅でした。
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「緑浴」、そんな言葉が似合いそうな、緑の素晴らしいところでした。唐招提寺は何度も足を運んでみたくなるお寺です。

このあとは西大寺に寄って京都へ向かうのですが、西大寺までは徒歩で行くことにしました。猛暑の中、何でそんな選択をしたのか今思うと意味不明なのですが、お陰で橿原線の車窓から見える垂仁天皇陵を間近で見ることができました。

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垂仁天皇陵

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Comments

If only more people would understand the dangers posed by carbon monoxide poisoning. Every year more than twenty people are needlessly killed by carbon monoxide leaking from faulty central heating boilers together with hundreds more who suffer serious health problems caused by it.

Posted by: radiators not working | March 30, 2014 at 08:05 PM

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